新入社員としてまず心構えとしてもつべきことは、自分の給料は「時間に対する対価」ではなく「成果に対する対価」であるという認識です。学生時代にアルバイトをやってこられた方が大半であると想像をしますが、これまで時給で仕事をしてきた方がほとんどであり、その前提となる考え方はしっかりと教えてあげることが必要です。その前提である認識をしっかり理解いただかなければ、「ありがちなマナーや心構えの研修」をやっても学校の延長線上でしかりません。
最近の新入社員の皆様は優秀である人が多く、「自分の現状に対し必要なことは?」と少しの考えるきっかけを与えることで大きな変化をご自身で生み出します。例えば、「良き人間関係を築くこと」、「主体的に動くこと」、「自らの行動に責任をもつこと」が必要不可欠であることに気づかれます。
さらに、これから社会で自分が通用する社会人となるために、必要なピースは何かを考えて、自分で埋めていこうとするスタンスを最初に身につけることが最大の狙いです。
取り扱うテーマは企業のご要望によっても異なりますが、「挨拶やマナー」、「時間管理術」、「電話応対」、「名刺交換」など繰り返し練習ができるよう具体的にして背中を推していきます。
「少しの考えるきっかけをつくる」⇒「足りないものを自分で埋めていこうとスタンスを身につける」⇒「具体的にして背中を押す」という流れで最短で社会人としての基礎を身につけることができます。