「チームの成果はリーダーによって変わる」とはよく言われますが、ではリーダーが何をやっているかというと、目標を達成すること、目標を達成するために部門メンバーの調和を図ることの2つです。目標達成するために、メンバーの力を発揮してもらわないといけないのであれば、実質は表裏一体で一つだけです。部下を牽引しながら、業績予測を立てて、期待された、「求められた数値や結果へ着地させる」ということです。
ただし、人には情緒があり、機械のようにマニュアル通りに動いてくれるとは限りません。部下からすれば、「前の上司が良かったな」「この人の元で働きたくないな」「考え方が合わないな」と思っている人もいないわけではありません。人はどんな仕事をするかをもちろん考えますが、「誰と何をしたいのか?」と思っています。つまり、部下をはじめとしてメンバーから共感をえられる人でなければ、人は動いてくれないのです。
そのために、リーダー自身が組織やチームメンバーのこと、何よりも自分自身のことを考えて、「リーダーのあるべき姿」を描いていくことを大きなテーマとして取り組みます。「会社のパーパスを考える」「リーダーシップ、PM理論、SL理論」「リーダーシップの6類型」などをテーマにして研修すすめます。
「リーダーシップのとり方は人それぞれである」昔、上司から教わったことです。しかし、発揮の仕方はそれぞれであるが核心にあるものは同じでなければいけません。